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2008年6月、世界を騒がした「華南トラ事件」の主犯・周正龍が逮捕されたとの報道があった。警察は背後に官僚が関わっていた可能性もあると見て調査を進めているという。写真は問題の華南トラ写真。林においたパネルを撮影したものと見られている。
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2008年6月、世界を騒がした「華南トラ事件」の主犯・周正龍(ジョウ・ジョンロン)が逮捕されたとの報道があった。25日、新華社が伝えた。
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昨年10月、陝西省林業庁は農民の周が絶滅したと思われていた野生の華南トラの写真撮影に成功したと発表、賞金2万元(約30万円)を授与した。これが中国のみならず世界的な騒ぎとなった「華南トラ事件」の発端だった。写真公開直後よりネットではニセモノ疑惑が伝えられていた。当局は否定するものの次々と検証されていき、ついにはニセモノ写真に使われた年画(正月飾り)まで特定されてしまった。
ニセモノであることがほぼ確定されたとみられた後も周はかたくなに罪を認めなかったが、成都商報の記者によると、今年6月、ついに警察が逮捕、取り調べではニセモノであることを認めたという。警察は事件の背後には野生動物保護区設立とその観光地化をもくろむ黒幕がいた可能性もあると見て、陝西省政府の捜査を進めているという。(翻訳・編集/KT)
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