<四川大地震>「家政婦」30人が北京に出発、「一から出直そう」―中国

Record China    2008年6月26日(木) 19時57分

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24日、四川大地震で大きな被害を受けた都江堰、綿竹、徳陽などの女性30人が、家政婦の仕事に就くため首都・北京に向けて出発した。四川省の家政婦紹介会社の手配によるもの。年内におよそ500人が派遣される。

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2008年6月24日、四川大地震で大きな被害を受けた都江堰、綿竹、徳陽などの女性30人が、「家政婦」として首都・北京に向けて出発した。四川省の家政婦紹介会社の手配によるもの。年内におよそ500人が派遣されるという。四川省のニュースサイト「四川新聞網」が伝えた。

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お揃いのピンクのエプロンを付けた女性達は、震災で生活の全てが一変した。最年長で派遣団のリーダーを務める51歳の何春蓉(ホー・チュンロン)さんは、震災前は粉ミルクの販売代理店を経営。だが、震災で自宅は全壊し、何もかも失った。ところが、「家族は全員無事だったの。命さえあれば何だって出来る。これからまた頑張って働くわ」と前向きだ。メンバーの多くは30〜40歳で、最年少は25歳。「元気な身体があれば、また一から出直せる」とみな明るい表情で語っていた。

この家政婦紹介会社「四川川妹子家政公司」は震災後、四川省の女性を救う就業支援プロジェクトを発足した。最終的に2000人の就業先を確保したい考えだが、すでに全国から続々と救いの手が差し伸べられているという。(翻訳・編集/NN)

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