野外作業中に毒蛇に咬まれ死亡―貴州省銅仁市

Record China    2008年6月28日(土) 13時13分

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24日、江口県気象局の楊副局長が梵浄山麓で作業中に毒蛇に咬まれ、死亡した。このほかにも被害が発生している。資料写真。

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2008年6月24日、貴州省銅仁市江口県気象局の楊●(ヤン・イー=●は示偏に韋)副局長が、梵浄山麓の野外で作業中に、ヒャッポダ(百歩蛇)に右大腿部を咬まれ、死亡した。22日にも近所の婦人が被害に遭っていたが、この婦人は幸い命に別状はなかった。26日、新華ネットが伝えた。

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事故が発生したのは24日夕。楊副局長と職員4人が観測ステーションの機械を調べていた時、草むらから全長約1mの毒蛇・ヒャッポダが突然襲いかかってきたという。職員らは攻撃を避け、楊副局長を背負い、隣町の養殖基地に向かった。

基地で楊副局長に応急処置を受けたが、すでに意識はもうろうとしており、銅任市の病院に運ばれた。しかし、時間がかかりすぎたため手当のかいなく、夜9時40分ごろ死亡が確認された。

山麓の管理人によると、最近、現地では山道を閉ざして植物や野生動物を保護しており、そのため、重点保護動物であるヒャッポダも大量に繁殖。また、ヒャッポダは、普段は人を襲うことはなく、何かに驚いたときに人に襲いかかってくるという。

こうしたことを受け、職員らは山を訪れる人に対して、ヒャッポダが潜んでいる草むらや谷間になるべく入らないよう呼び掛けている。(翻訳・編集/汪葉月)

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