<北京五輪>車内でネットもOK!北京・天津間の高速鉄道、テスト走行へ―中国

Record China    2008年6月27日(金) 21時34分

拡大

27日、北京市と天津市を結ぶ高速鉄道「京津城際鉄道」のテスト走行が7月1日から開始される。また乗車券の値段は近日中に発表される予定で、関係者は「100元を超えることはないだろう」と語っている。

(1 / 16 枚)

2008年6月27日、「中国新聞網」の報道によると、北京市と天津市を結ぶ高速鉄道「京津城際鉄道」のテスト走行が7月1日から開始される。また注目を集めている乗車券の値段は近日中に発表される予定で、関係者は「100元(約1500円)を超えることはないだろう」としている。

その他の写真

「京津城際鉄道」は、全長120km、最高時速350キロ前後で北京市と天津市の2大直轄市を約30分で結ぶ高速列車で、正式な運行はオリンピックの開催にあわせて8月1日から予定されている。

同路線の建設工事は2005年7月から開始され、2007年12月に全工程が完成。車両の製造費は1編成あたり2億元(約30億円)で、車内には障害者用のトイレ、乳幼児用のベット、大型荷物の収納スペースなど利便性を考慮した各種設備が配備されているだけでなく、バーでの飲酒やブロードバンドによるインターネットの利用なども可能。

また注目の乗車券の値段については、鉄道部の関係者は「一般の列車よりは高くなるが、100元を越えることはないだろう」と語り、「関係部門の結論待ちの段階で、近日中に発表される予定」と付け加えた。

「京津城際鉄道」が正式に運行されると、人口1000万人を越える2大経済圏が30分以内で結ばれ、事実上の「両経済圏の一体化」が実現することになり、ますますの発展が見込まれれている。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携