赤ちゃんを虐待死させた養母・刑の軽さに華人コミュニティが反発―米国

Record China    2008年6月28日(土) 15時43分

拡大

2008年6月、米華字紙「僑報」は養子にした中国人乳児を殺害したアメリカ人女性の判決が確定したことを報じた。司法取引により刑は懲役15年に減刑されたため、米華人コミュニティからは判決を不服とする声が上がっている。写真は中国の児童養護施設。

(1 / 12 枚)

2008年6月、米華字紙「僑報」は養子にした中国人乳児を殺害したアメリカ人女性の判決が確定したことを報じた。司法取引により犯行を認める代わりに殺人罪の適用が免除され、懲役15年の判決が下された。米華人コミュニティからは判決を不服とする声が上がっている。27日、中国新聞社が伝えた。

その他の写真

1995年10月19日、テネシー州のジェニファー・アルビー(34歳)は生後20か月の娘を撲殺、警察に自首した。殺害されたエマちゃんは前年に中国から引き取られた養子だった。供述によると娘が泣きやまなかったため、頭をコーヒーテーブルに叩きつけたところ頭蓋骨が骨折、そのまま死亡したという。

司法取引により殺人罪が適用されなかったことに対し、米華人コミニュティからは不満の声が上がっている。ある華人女性は「親に捨てられ、あるいは孤児となった子どもはそれだけでかわいそうなのに、養子となったアメリカでこんな仕打ちを受けるなんてひどすぎる」と語った。アメリカ人は中国のみならず世界各国から養子を引き取っていることで知られる。中国人だけでも1992年から2005年までに5万人以上が養子となったとの統計もあるが、エマちゃんのような悲劇も少なくない。華人コミュニティからは養子の受け入れ及びその監督制度の改革が必要との声が上がっている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携