Record China 2008年6月28日(土) 19時24分
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6月27日、衛生部は、現在、中国の学齢前児童と小学生の虫歯になる割合が減少傾向にあり、また、中高年の治療率が少ないことなどから、口腔衛生産業の従事者は経済難に直面していると発表した。写真は北京の小学校での無料治療。
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2008年6月27日、衛生部によると、現在、中国の学齢前児童と小学生の虫歯になる割合が減少傾向にあり、また、中高年が虫歯にかかる割合は上昇しているものの、97%は早期治療を受けるに至っていない。このため、口腔衛生業は依然として経済難に直面している。また、衛生部は今年の「虫歯予防日」のテーマを、「心がけよう、中高年者の口の中の健康」に決定したという。中国新聞社が伝えた。
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口腔の疾病は、とくに中国の中高年者にとっては、健康を脅かす重大問題となっている。経済の発展に伴い、国民の生活レベルが日増しに高まるにつれて、口腔衛生の問題はますます深刻化している。関係調査の結果、中国の中高年が虫歯をかかる割合は、それぞれ88.1%と98.4%。口腔疾病にかかると、しゃく能力が衰え、心臓病、糖尿病、心臓血管病と関節病の合併症を引き起こすなど、健康に影響を与えるという。
中高年が口腔に問題を抱える主な原因は、衛生に関する知識や衛生習慣・観念の欠乏、健康に関する意識不足など。虫歯はとくに歯の付け根の部分がひどい状態になった場合、ほとんど治療の効果が期待できない。また、高齢者が歯を失う主因は歯周病となっている。そのほか、口腔癌の発生率も上昇しているという。(翻訳・編集/汪葉月)
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