Record China 2008年7月1日(火) 17時20分
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7月1日、海口市衛生局は6月28日に同市で発生した殺鼠剤中毒事件に関して記者会見を開き、入院患者は全員生命の危機を脱したと発表。また、警察は何者かによって毒物が故意に混入されたと見て調査を進めている。写真は事件当日、病院に運ばれた被害者。
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2008年7月1日、海南省海口市瓊山区の食堂で発生した殺鼠剤による中毒事件に関して、市衛生局は記者会見を開き、入院した被害者は12人、うち6人は重体であったが、生命の危機は脱したと発表した。
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6月28日、市内の食堂「福廈餅店」で食事をした客12人全員が嘔吐、意識混濁などの重い中毒症状を呈し、6人が重体、そのうち4人が昏睡状態となった。重体患者の中には心肺停止の患者もいたが、現在は回復したという。
中毒症状となったのは20〜30歳の若者が中心で、7歳の子どもと妊婦もいた。彼らは当日の夜、ローストチキンとレタスや白米などを口にしたといい、何が原因で中毒となったのかは今のところ不明。
嘔吐物を調べたところ、特に白米の中から殺鼠剤の成分が検出された。現在、海口市と瓊山区の警察は原因の調査を開始したが、初動捜査の段階では何者かによって毒物が故意に混入された疑いがあると見て調査を進めている。(翻訳・編集/小坂)
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2008/6/30
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