Record China 2008年7月1日(火) 17時40分
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6月29日、シンガポールの華字紙「聯合早報」は「五輪7週間前、北京の静寂」と題した記事を掲載し、五輪を目前に控えた北京の「異様なまでの静けさ」を紹介した。写真は30日、北京オリンピック公園の「音の出る噴水」。
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2008年6月29日、シンガポールの華字紙「聯合早報」は「五輪7週間前、北京の静寂」と題した記事を掲載し、五輪を目前に控えた北京の「異様なまでの静けさ」を紹介した。
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記事では、北京五輪を目前に、期待していたお祭りムードは全くなく、逆に静まり返った北京の様子を伝えている。北京は現在、中国政府が4月からビザの発給制限をしたせいで、市内のホテルは閑古鳥が鳴いている状態。車の流れもだいぶ減り、慢性化していた渋滞も緩和されているという。
また、少し前までにぎやかな建設ラッシュに沸いていたが、「鳥の巣(国家体育場)」「ウォーターキューブ(国家水泳センター)」などの競技場も完成し、今では五輪施設周辺では工事中の現場もほとんど見られない。街全体が黙々と任務を遂行しながら、「その日」を待っているようだと綴られた。
五輪開催で一体どれくらいの費用がかかるのか、いまだ完全な数字は出ていないという。だが、中国人にとっては「民族の誇り」が最も大切なこと。北京ではしばしば、「とにかく中国のイメージアップにつながった。五輪開催はプラスだ」という言葉が聞かれる。その理由として、「中国人にとって、国際的ステータスが何よりも必要だったのだろう」と記事は結ばれている。(翻訳・編集/NN)
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