<中華経済>中国株は世界最悪の下落幅、実体経済に悪影響も―中国

Record China    2008年7月2日(水) 15時32分

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2008年6月、雑誌「瞭望」は中国株式市場暴落に関するコラムを掲載、世界最悪の下落幅となった株式市場が実体経済にも悪影響を与える可能性を指摘した。写真は証券会社の店頭。

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2008年6月、雑誌「瞭望」は中国株式市場暴落に関するコラムを掲載、世界最悪の下落幅となった株式市場が実体経済にも悪影響を与える可能性を指摘した。7月1日、中国新聞社が伝えた。

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年初以来、中国A株市場の下落は続き、株価はほぼ半減した。昨年10月からは60%もの下落となり、世界の株式市場で最悪のパフォーマンスとなっている。この下げ相場に投資家の90%が損失を出し、しかも3分の2以上の投資家は市場全体の下げ幅を上回る巨額の損失を出しているという。同コラムは株式市場の下落が企業の資金繰りなど実体経済にも影響を与える危険性を指摘している。

現在の中国市場はいまだ不完全で、市場の体制と秩序も成熟していない。そのため政府は過度の関与を避けるべきではあるが、実体経済に明らかな悪影響が出る場合は適当な介入をするべきと指摘した。そのうえで市場化の推進、情報の透明化、違法取引の摘発強化など地道な対策を進め、市場の安定化を図るべきだと提言している。(翻訳・編集/KT)

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