Record China 2008年7月3日(木) 12時35分
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2日、貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州甕安県の大規模暴動について、原因となった女子中学生暴行殺害事件がデマであるという遺族の証言が伝えられた。写真は貴州省甕安県。(写真提供:zola)
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2008年7月2日、貴州都市報は貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州甕安県の大規模暴動について、原因となった女子中学生暴行殺害事件がデマであるという遺族の証言を伝えた。
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6月28日、住民数万人の暴動が発生、政府庁舎、パトカーなど車数十台が燃やされる事態にまで発展した。事件の発端となったのは15歳の女子中学生の死。性的暴行を加えられた後殺害された、警察は加害者とつながりがあるため事件をもみ消したとのうわさが広がった。
亡くなった中学生・李樹芬(リー・シュウフェン)さんの叔父・李秀忠(リー・シウジョン)さんはうわさでは警察の暴行を受け死亡したとされている。しかし同紙の取材により、秀忠さんは同県人民病院に入院していただけだと判明した。秀忠さんの話によると、めいが死んだとの連絡を受け警察署に急いだところ、事件の処理に忙しい警官と口げんかになったという。その後、教育局が口げんかの詳細を報告するよう求めたため出向いたところ、突然正体不明の男6人に囲まれ暴行を受け入院した。軽い脳しんとうと打撲を負ったものの生死に別条はないという。
樹芬さんのもう一人の叔父・劉金学(リウ・ジンシュエ)さんも取材に答え、「警察の捜査は法律に則った正しいものだった」と証言、暴動はめいの死を利用した何者かの仕業ではないかと批判した。また、金学さんは「共産党と政府は正しい措置をとっている。各市民はデマに惑わされないで欲しい」とコメントした。(翻訳・編集/KT)
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2008/7/3
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