<四川大地震>49日ぶりに「豚」を救出、その行く末は…―中国

Record China    2008年7月4日(金) 16時12分

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29日、四川大地震の震源地・ぶん川県映秀鎮で地震から49日ぶりに家畜の豚が救出され、話題になっている。この豚は、彭州市龍門山で36日ぶりに救出された白豚の「堅強くん」にちなんで、「剛強くん」と名付けられた。写真は「剛強くん」。

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2008年6月29日、四川大地震の震源地・[シ文]川(ぶんせん)県映秀鎮(村)で地震から49日ぶりに家畜の豚が救出され、話題になっている。この豚は、彭州市龍門山で36日ぶりに救出された白豚の「堅強くん」にちなんで、「剛強くん」と名付けられた。2日付で四川オンラインが伝えた。

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映秀鎮の山間部に住んでいた劉新明(リウ・シンミン)さんは、震災で妻を亡くした。劉さんは元々、街で自動車修理店を営んでおり、震災当時も息子夫婦と店にいたという。3人は何とか逃げ出して無事だったが、自宅にいた妻は家の下敷きに。震災後は、遺体がなかなか見つからず何度も自宅に戻って捜したが、その時、豚の存在には全く気付かなかった。

だが、仮設住宅に移るため自宅に荷物を取りに戻った6月29日、豚の鳴き声を聞く。劉さん達は、奇跡の生還を喜んだ。豚は痩せて衰弱していたが、手厚く看病したおかげで元気を取り戻しつつあるという。近所でも、「『堅強くん』より強いから『剛強くん』」という愛称まで付けられ評判を呼んでいる。

ところで、「堅強くん」は食肉になるのを免れたようだが、果たして「剛強くん」は…?(翻訳・編集/NN)

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