37℃の猛暑日、パンダもたまらず水浴び―福建省福州市

Record China    2008年7月3日(木) 19時37分

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7月2日、福州市では37℃の猛暑日となった。震災被災地の「臥龍パンダ保護研究センター」から遠く福州市の「パンダ世界」にやってきたパンダ4頭は、水浴びするなど元気に過ごしている。

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2008年7月2日、福建省福州市の気温は37℃に達し、今年一番の暑さとなった。同市の気象部門では、ここ数日は猛暑日が続くと予想している。四川大地震の被災地・臥龍パンダ保護研究センターから同市のパンダ飼育施設「パンダ世界に」やってきた4頭のパンダは、酷暑の中でも水浴びするなど元気に過ごしているという。

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「パンダ世界」では2日、4頭のパンダが竹やニンジンを食べたり、木製の台の上で遊んだりしている姿が見受けられた。また、設置されたバスタブで水浴びをするなど、愛らしい姿で来場者を存分に楽しませていた。中には白内障を患ったり、後足に障害を持っているパンダもいるが、彼らも飼育員の方を見つめておやつをおねだりするなど、愛くるしい姿態を披露した。

パンダの飼育舎内はクーラーが設置されているうえ、水浴びに最適な温度に調節された温水も出るのだという。パンダにとっては散歩と水浴びが毎日の日課で、食事は現在、ニンジンとリンゴなどを多く与えて、夏季に不足がちな栄養を十分に取れるようにしている。

また、4頭のパンダのために、わざわざ省内の古田県から筍を送ってくれる人もおり、ここ数日は毎日、食べているのだという。

「パンダ世界」の陳玉村(チェン・ユーツン)さんによると、今後気温がさらに上昇したら、パンダたちは標高1000mの場所にある「鼓嶺大熊猫避暑山荘」で夏を過ごすことになるのだそうだ。(翻訳・編集/MM)

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