Record China 2008年7月4日(金) 6時44分
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2日、台湾行政院新聞局による規制緩和によって、中国本土の国営TV局・CCTVと香港の衛星TV局・フェニックステレビが台湾に上陸する可能性が浮上した。資料写真。
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2008年7月2日、定期チャーター便が就航するなどして融和ムードの続く中台関係に、新たな雪解けのニュースが舞い込んだ。台湾行政院新聞局による規制緩和によって、中国本土の国営TV局・CCTV(中央電視台)と、「中国版CNN」とも呼ばれる香港の衛星TV局・フェニックステレビ(鳳凰衛視)が台湾に上陸する可能性が浮上した。福建日報社主宰のウェブサイト・台海ネットの報道。
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台湾メディアの報道によると、両TV局はかつて民進党政権時代にも代理人を通じて、台湾通訊伝播委員会(NCC)に対し、台湾での放送解禁を申請したことがあった。当時は行政院新聞局の同意が得られず、実現はならなかった。
行政院新聞局の史亜平(シー・ヤーピン)局長によると、新政権は両TV局に対して審査のうえ、台湾での放送を認可する可能性があるとしている。ただし、「中台の互恵的平等」を原則とし、中国本土側でも台湾のTV放送を一部解禁することが条件となっている。解禁の具体的時期については明らかになっていない。
この「条件提示」に本土側が応じる姿勢はとくに見られない。台湾の衛星電視同業公会が関係筋を通じて本土側に交渉を試みているとも伝えられている。(翻訳・編集/愛玉)
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