中共指導者の写真、ついに国民党本部入りへ―台湾

Record China    2008年7月5日(土) 0時48分

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7月3日、国民党は、初めて訪台する大陸からの観光ツアーを迎えるに当たって、党本部ビルの1階に胡錦濤主席の写真を展示した。写真は国民党本部ビル。

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2008年7月3日、台湾の聯合晩報によると、国民党は党本部が入るビルの1階ロビーの両壁にあった国民党創立113年記念展の写真を取り外し、中国共産党中央の胡錦濤(コ・キントウ)国家主席の写真を展示した。国民党が台湾に渡ってから半世紀を経て、初めて中国共産党の最高指導者の写真が国民党本部に持ち込まれた。中国新聞社が伝えた。

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今回の措置は、4日に初めて訪台する大陸からの観光ツアーを迎えるにあたってのもの。国民党中央本部が現在地に移転してからも、フロアー面積や屋内装飾は旧事務所より劣るものの、大陸からの観光客の参観は絶えなかった。そこで党幹部は、観光客の関心を引くべく、党の看板や党史館秘蔵の貴重な資料などの展示を提案したという。

今回の写真展示は中台の「両岸交流」がテーマ。1階ロビーの左壁には、05年に両岸関係が回復に向かってから今年5月までの国民党と共産党の交流を写した歴史的ショットを展示。右壁には、国民党から立法委員が誕生したときの様子と台湾地区の選挙の様子を写した写真が展示されている。

国民党の連戦(リエン・ジャン)名誉主席と呉伯雄(ウー・ボーシオン)主席はそれぞれ、5日に訪台観光ツアーを招き宴席を設けるという。(翻訳・編集/汪葉月)

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