<四川大地震>M7以上の大規模余震、発生リスク高まる―英誌

Record China    2008年7月8日(火) 13時38分

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2008年7月6日、英科学誌「ネイチャー」は論文「四川大地震による地圧の変化と四川盆地における災害発生確率の高まり」を掲載。論文は、四川盆地で大型の余震が発生する可能性を指摘している。写真は地震後に都江堰で撮影された断層。

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2008年7月6日、英科学誌「ネイチャー」は論文「四川大地震による地圧の変化と四川盆地における災害発生確率の高まり」を掲載した。同論文は四川盆地で大型の余震が発生する可能性を指摘している。8日、中国新聞社が伝えた。

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米地質調査局のトム・パーソンスら研究グループがコンピューターモデルによって四川大地震断層の応力変化についてシミュレートしたところ、まだ動いていない茂県の断層で圧力が高まり、マグニチュード7以上の大規模な余震につながる可能性が高いことが明らかになったという。

地震が地盤を不安定にし大型の余震を呼んだ例としては1999年のトルコ・コジャエリ地震が挙げられる。一方で巨大な地震により圧力が解放されたため、今後数百年にわたり被災地に大型地震の心配はないとの意見も伝えられている。(翻訳・編集/KT)

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