BRIDGE 2017年11月10日(金) 19時0分
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華字紙・日本新華僑報は8日、日本が中国人旅行客のために医療機関検索アプリを開発したと伝えた。イメージ写真。
華字紙・日本新華僑報は8日、日本が中国人旅行客のために医療機関検索アプリを開発したと伝えた。
記事によると、日本への医療旅行がますます人気となっており、旅行ついでに日本の医療サービスを受けるのが流行になりつつあるという。そんな中、日本は中国人旅行客など日本を訪れる外国人のために医療機関検索アプリを開発した。
2016年に訪日した2404万人の外国人観光客のうち、およそ2%の人が日本の医療機関で治療を受けた。しかし、日本には外国人向けの医療機関が少なく、多くの病院では予約が必要で、しかも外国語での医療サービスを提供している病院に限りがあるため、利用者にとっては不便だと記事は指摘した。
こうした状況を改善するため、東京の訪日外国人医療支援機構が、スマートフォン用アプリを開発。このアプリは、英語や中国語での医療サービスを提供している全国247の施設が登録されており、中国人旅行者がすぐに最寄りの病院を探せるようになっている。
ある医療機関の関係者は、「訪日中国人はますます増えており、日本のサービスは高い評価を得ているが、言葉が通じないため多くの人が日本の質の高い医療サービスを受けるのが難しい状況だ。これは実に残念なことだ」と語っている。
日本で健康診断を受けた経験のある中国人旅行者は、「日本の病院のソフトなサービスを受けることがポイントだった。でも日本語ができないため、専門の医療機関に予約して検査を受けるほかはなかった。もし専用のアプリが利用できれば、ずっと便利になる」と述べている。(提供/Bridge・編集/Yamanaka)
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