環球網 2017年11月13日(月) 19時10分
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英国で11日、第一次世界大戦に参加した中国の労働者および彼らが世界平和のために作り出した貢献を正式に記念するイベントが行われた。
11日、英国はイベントを行い、第一次世界大戦に参加した中国の労働者および彼らが世界平和のために作り出した貢献を正式に記念した。第一次世界大戦期間に、約14万人の中国人労働者が欧州の戦場に赴き、英国とフランスの軍隊に協力したが、彼らの物語はずっと人々に知られていない状態だ。央視新聞が12日付で伝えた。
当日、30人余りの華人がロンドンのダウニング街にある烈士記念碑の前に花輪を捧げた。これは英国が第一次世界大戦に参加した中国の労働者を正式に記念する初のイベントだ。歴史において、中国は第一次世界大戦に参加すると宣言したが、軍隊を派遣していなかったのだ。実際に戦争に参加したのは約14万人の労働者だった。彼らは欧州に赴き、同盟および連合国に重要な労働力を提供した。
第一次世界大戦期間に、約2万人の中国人労働者が犠牲になった。その多くの人が名前さえも残していなかった。彼らが作り出した貢献は長い間、世の中に知られておらず、彼らに言及する記念碑もないのだ。
現在、中国人労働者の第一次世界大戦における貢献を重視する英国人がますます多くなっている。第一次世界大戦を記念する際に、英国の学校もさまざまなイベントを行い、学生たちにその忘れられた歴史を理解させようとしている。
ある英国の中学生は、「第一次世界大戦時期の中国人労働者を理解することは若者にとって極めて重要だ。われわれはその物語を自分の両親や子どもに語り、広く伝えることができる。その時の歴史を他人と分かち合うことができるのは、すごくうれしいと感じる」と語った。(提供/環球網・編集/黄テイ)
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