ゲーム低俗化、青少年への悪影響を懸念―中国

Record China    2008年7月16日(水) 4時39分

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14日、中国文化部は「営利目的のインターネット文化活動に対する監視・管理通知書」制度を導入、ネットゲーム等で出現する問題を速やかに告知し、改善するよう求めた。写真は5月、北京で開催されたネットゲーム大会。

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2008年7月14日、中国文化部文化市場局と国務院新聞弁公室インターネット局が共同で行った記者会見によると、同部は「営利目的のインターネット文化活動に対する監視・管理通知書」制度を導入、ネットゲームなど営利目的のネット文化活動において出現する問題を速やかに告知し、改善するよう求めた。新華網が報道した。

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ここ数年、中国のネットゲーム業界は目覚しく発展、07年の売り上げは117億元(約1755億円)と巨額の経済効果を生み出しており、ネットユーザーの多様化する娯楽ニーズを満たしている。だが、一部オンラインゲームは、営業の過程で出現する有害情報への制限が不完全、愛好者を低俗化させる懸念がある、ゲームの宣伝が愛好者に悪影響を与える等、青少年の健康的な成長に害を与えているという。

記者会見は、同ゲームはネット文化の一部分であると指摘、国家の政策・法規に合致していなければならず、企業はゲームを開発、営業する際、まず社会的効果と利益を考慮し悪影響を避けなければならないとして、業界全体に自律強化と自己検査、自己是正を求めた。(翻訳・編集/YY)

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