2008年7月15日、北京五輪開催期間の中国の観光収入は、4億ドル(約422億8000万円)と試算されていることがわかった。北京旅游局の熊玉梅(シオン・ユーメイ)副局長が、「北京五輪観光接待サービス事業の状況について」と題した記者会見で明らかにした。中国新聞社の報道。

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熊副局長によると、期間中、中国は海外から40〜45万人の旅行客を受け入れる見込み。昨年の観光業による外貨収入からすると、外国人旅行客による滞在期間中の平均消費額は1人当たり1005ドル(約10万6000円)となること、さらに、五輪の影響で消費に伸びが出ることを織り込んで試算すると、4億ドルがはじき出される。

加えて、国内各地から北京を目指す旅行客がいることも忘れてはならない。国内観光客による北京滞在中の平均消費額は1400元(約2万1000円)と目され、こちらも観光業界にとって大きな収入源となることは間違いない。(翻訳・編集/愛玉)