<北京五輪・関連>工事は停止、汚染企業は休業!「空気汚染度」改善へ―中国

Record China    2008年7月16日(水) 14時3分

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15日、北京市環境保護局によると、北京五輪を目前にして「空気汚染度」改善のための対策はほぼ出揃い、準備は万全だという。写真は北京の建築現場。

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2008年7月15日、北京市環境保護局によると、北京五輪を目前にして「空気汚染度」改善のための対策はほぼ出揃い、準備は万全だという。「中国新聞網」が伝えた。

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同局によると、これまでに実施または準備してきた主な対策として、まず東方石油化工など空気汚染の著しい企業についてはすでに営業を停止させ、空気の汚染度に重大な影響を与える恐れのあるコンクリート製造企業27社や、採石企業など106社については五輪期間中は営業停止とする方針で、各企業はすでにその準備を終えているという。

また、7月1日から自動車の排気ガスの路上検査を開始。これまでに18万台以上の検査を実施し、基準違反車3882台を摘発した。

これ以外には、火力発電所は汚染物質排出量の30%削減を五輪期間中も継続。市内のレストラン、クリーニング店、自動車修理工場、家具製造業などに対して定められた排出基準の100%達成を求め、未達成の場合、期間中は営業停止処分に。また、市内に1400か所以上あるガソリンスタンドに気化ガソリンの回収装置の設置を義務づけ、すでに設置を完了しているという。

さらに20日からは市内の工事現場でのコンクリートの撹拌や注入工事をすべて中止させ、150社以上あるコンクリート撹拌工場は稼動停止する予定になっており、同局では「五輪に向けての空気の質量改善対策は万全だ」としている。(翻訳・編集/HA)

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