<今年最高の話題作>ブルース・リー伝記ドラマの意外な結末!大論争勃発の予感―中国

Record China    2008年7月17日(木) 23時56分

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17日、「今年最高の話題作」として話題のブルース・リーの伝記ドラマ「李小龍伝奇」に、意外な結末が用意されていることがわかった。作中では、今だ解明されていないブルースの死因には触れていない。写真は同作のポスター。

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2008年7月17日、「今年最高の話題作」として視聴者の期待が高まっているブルース・リーの伝記ドラマ「李小龍伝奇(The Legend of Bruce Lee)」に、意外な結末が用意されていることが、関係者の口から明らかになった。新快報の報道。

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「李小龍伝奇(The Legend of Bruce Lee)」は中国の国営TV局・中央電視台が、北京五輪の開催を記念して制作した「今年最大の話題作」。5000万元(約7億5000万円)を投じ、中国、アメリカ、欧州と大掛かりなロケを敢行した全40話の作品だ。昨年9月にクランクアップしているが、いよいよ今年に放映される見込み。主役のブルース・リー役は、チャウ・シンチー(周星馳)監督の大ヒット作「少林サッカー(少林足球)」でブルースそっくりのゴールキーパーを演じたダニー・チャン(陳国坤)で、まるで生き写しかのような迫真の演技を見せる。

このたび、同作の主なロケ地となった広東省の省委宣伝部関係者が、そのストーリーについて一部を語り、意外な結末を明かした。劇中では各国からの挑戦者を次々に倒していく、目の覚めるような武術シーンが見所だが、なんと最後はブルースがアメリカからの挑戦者に一撃で敗れてしまうというのだ。この展開はもちろん事実に則してはおらず、もし事実に忠実にブルースの一生を描くとすれば、脳浮腫によって突然死するという結末を準備しなければならない。ブルースは73年、突然の頭痛を訴え、香港のクイーン・エリザベス病院に搬送されるも32歳の若さで急逝している。公式発表は「脳浮腫」とされているが、死因には諸説あり、いまだ明らかになっていない。

ドラマでは、アメリカ人への大敗を機にブルースは世界の武術界から姿を消し、二度と誰かと拳を交えることはなかった、としており、ブルースの死についての描写を避けている。それにしても、中国全国民にとっての英雄のストーリーを「敗北」で締めくくれば、視聴者からは不満の声も挙がり、大論争に発展するのはまちがいないだろう。(翻訳・編集/愛玉)

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