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17日、中国国家統計局が、今年上半期の消費者物価指数(CPI)と国内総生産(GDP)の最新データを発表した。ところがその9日前、すでに外国メディアが同じ数字を報道していたことが判明。漏洩の疑いが高まっている。資料写真。
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2008年7月17日、中国国家統計局が、今年上半期の消費者物価指数(CPI)と国内総生産(GDP)の最新データを発表した。ところがその9日前、すでに外国メディアが同じ数字を報道していたことが判明。漏洩の疑いが高まっている。「紅網」が伝えた。
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報道によると、国家統計局が発表する前の7月8日と15日、別々の外国メディアが「関係筋からの情報」として全く同じ数字を報じていた。各金融機関の動きも不自然で、通常は発表前に競って独自の予測を公表するはずが、今回だけはどこも判で押したように大人しく、この「関係筋の情報」を転載・引用していたという。
漏洩の疑いが高まる中、同局の広報担当者は「理論的に漏洩はあり得ない。たまたま予測が的中しただけだろう」と否定する。今のところ、同局には漏洩を調査・処理する担当部門はないが、「仮に漏洩だとすれば、明らかに『政府情報公開条例』違反だ」とこの担当者は語った。
この「政府情報公開条例」は今年5月に施行されたばかりだが、「漏洩」に対する罰則規定は設けられていないという。(翻訳・編集/NN)
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