2008年7月22日、「京華時報」の報道によると、五輪の競技観戦を教育に利用する目的で準備された「五輪教育用チケット」は、各競技の予選が1枚5元（約75円）、決勝が10元（約150円）の低価格で、合計約100万枚がすでに小中学校などに配布されているという。

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中国教育部基礎教育所の高洪（ガオ・ホン）副所長は「教育用チケットは五輪教育計画の一部分で、試合を生で観戦することによって学生に五輪を直接体験してもらうためのもの。すでに約100万枚のチケットを各地の小中学校に配布済みだ」と語った。

また、四川大地震の被災地の学生に対しては「教育チケットを利用して競技観戦に来た際に、五輪に関したサマーキャンプの開催を予定している」と特別な催しを準備中だという。

一方、北京教育科学研究院の張鉄道（ジアン・ティエダオ）副院長は、北京市の状況について「すべての学校に行き渡るように、またすべての試合を観戦できるように考慮した上で、すでに40万枚以上の教育用チケットを配布してある」と語り、マナー教育や安全対策なども含めて観戦準備は万全であることを明らかにした。（翻訳・編集/HA）