Record China 2017年11月20日(月) 13時0分
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19日、東京ドームでENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017決勝が行われ、日本が韓国を7−0で下し、同大会初代王者に輝いた。翌20日、韓国メディアがこの結果について「韓日戦で完敗」「ほろ苦い準優勝」などと見出しを打ち報じている。資料写真。
2017年11月19日、東京ドームでENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017決勝が行われ、日本が韓国を7−0で下し、同大会初代王者に輝いた。翌20日、韓国メディアがこの結果について「韓日戦で完敗」「ほろ苦い準優勝」などと見出しを打ち報じている。
このうちスポーツ東亜は、「決勝戦での惨敗は予見された惨事に近かった」とし、韓国代表を率いたソン・ドンヨル監督の采配を問題視している。韓国代表は、初戦16日の日本戦と翌17日の台湾戦にチャン・ヒョンシクやイム・ギヨンといった主力投手陣を総動員して臨んだ。
この戦略の背景には、ソン監督の「代表デビュー戦である日本戦で恥をかくわけにはいかない」との強迫観念があったと記事は指摘している。「総力戦」にもかかわらず日本に対しては延長10回の末7−8で惜敗、負ければ後のなかった台湾戦でも主力投手を消耗させてしまい、一番重要な決勝戦で使えるカードがなくなっていたとの分析だ。結果的に、ソン監督は大会優勝という大目標よりも「まずは決勝進出」に重点を置いた運営をしてしまった、と記事は批判した。
こうした指摘には韓国の野球ファンも納得という人が多いようで、記事には「ソン監督は監督としては駄目だと思う」「ソン・ドンヨルが監督に決まった時から結果を予見してたよ」「もしやとは思ったけどやっぱりだった」「恥ずかしいことになると思った」といったコメントが多数寄せられている。
また日本に敗北したことに関し「日本がうまくやったのではなく、韓国のピッチャーがひどかったんだ」とする意見や、「日本の基礎と基本技術を導入しない限り、韓国は日本に絶対に勝てない」「日本のピッチャーで一番下のクラスの人を呼んだらどうかな?」と韓国野球界に厳しい声も多い。
しかし同時に記事は、「同大会で韓国代表は得るものがあった」と評価もしている。最大の収穫は、韓国野球の次世代の主力たちが「やればできる」という自信を得た点だという。年齢制限に応じ若手主体で構成された今大会の出場選手らは、2018年のアジア大会や20年の東京五輪での代表選出の可能性も濃厚な面々だ。そんな彼らが、「国際的な舞台でも通用することを示してくれた」としている。また、チーム全体が日本という「慣れない環境」で、アウェーの雰囲気と「相対的に友好的ではなかった審判の判定」にも委縮することなく戦ったことも印象深いとまとめている。(翻訳・編集/吉金)
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