2008年7月23日、鴻海集団のトップで台湾有数の富豪として知られる郭台銘氏が、かねてより交際中の美人ダンサー・曾馨瑩さんと婚約式を行い、資産の90％をチャリティー活動に寄付する、と発表した。聯合新聞網が伝えた。

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郭氏は、女優のカリーナ・ラウ（劉嘉玲）や、モデルのリン・チーリン（林志玲）など、著名タレントと数々の浮名を流したことでも有名。一方、新婦の曾馨瑩さんは郭氏より23歳年下の34歳。ジョリン・ツァイ（蔡依林）やステファニー・スン（孫燕姿）ら、人気アーティストの振り付けやバックダンサーとしても知られている。

2人の婚約式は、馬英九総統夫妻はじめ政財界の著名人が出席したものの、テーブルは4卓のみという小規模なもの。席上で郭氏は、資産の90％をチャリティー活動に寄付する、と発表したが、台湾メディアによると同氏の総資産は1733億NTドル（約6155億円）で、その90％は1560億NTドル（約5538億円）にのぼるという。

この数字は、個人の寄付金額として台湾で史上最高。中華圏では香港長江実業グループの李嘉誠主席に次ぐ第2位で、世界では第6位の記録だという。（翻訳・編集/Mathilda）