<公務員>英断!?盗撮映像のショック療法、勤務改善に効果絶大―湖南省

Record China    2008年7月27日(日) 11時59分

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5月に盗撮映像「政府に問う」が公開されてからの効果は絶大で、各部門では反面教師として利用している。ここ2か月間は風紀上の大きな問題は発生していないという。写真は公務員試験。

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2008年7月23日、「中国新聞網」の報道によると、湖南省長沙市天心区では公務員の勤務態度を改善するため、TV局に依頼し勤務状況を盗撮。映像を職員に公開して抜群の効果を上げているという。

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「勤務中に映画鑑賞」「公用車を私的に流用」「業者に協賛金を要求」など、公開された映像は職員に大ショックを与えた。

この映像は、今年2月から紀律検査委員会などが中心になって展開してきた「風紀是正キャンペーン」の一環として製作された。職員の勤務状況の盗撮しており、「政府に問う」と名付けられた。

同委は、日頃から職員のさぼりや横柄な態度、公費による飲酒・飲食、経費の無駄使いなどを問題視しており、こうした風土が生産性や効率を著しく悪化させているだけでなく、さらには企業への協賛金の要求や規定外の費用徴収など、腐敗の原因になっていると判断。言葉による指摘ではその場だけで終わる恐れがあったため、TV局に依頼し、勤務状況の盗撮を決めた。

5月に公開されてからの効果は絶大で、各部門ではこの映像を反面教師として利用し、また同区では映像を参考にしてキャンペーンの核心となる規則「実施意見」を発表。この2か月間は風紀上の大きな問題は発生していないとしている。

効果に気を良くした区幹部は「最近3年間に発生した典型的な規則違反の例を公開し、市民にも公務員の監督や風紀是正に参加してもらいたい」と意気盛んだという。(翻訳・編集/HA)

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