Record China 2017年11月23日(木) 10時20分
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22日、中国のスポーツ情報サイト・東方体育に、日本のマラソンの強さについて紹介する文章が掲載された。資料写真。
2017年11月22日、中国のスポーツ情報サイト・東方体育に、日本のマラソンの強さについて紹介する文章が掲載された。
文章は冒頭、埼玉県上尾市で行われる上尾シティハーフマラソンを取り上げ、「2016年に信じがたい数字が出た」と66分を切る選手の数が中国とは桁違いだったと紹介。さらに今月19日に行われた同大会にも触れた上で、「この約10年間の日本のレベルをアフリカ勢と比べることはできないが、フルマラソンで2時間10分を切る選手が日本にはいる。一方、中国の選手は任竜雲(レン・ロンユン。07年の北京国際マラソンで2時間8分15)以降、2時間10分を切っていない」。
文章はこれに続けて日本人と中国人の精神面、教育の違いについて論じており、精神面に関しては「ジョギングは日本で最も人気のあるスポーツの一つ。マラソンの好記録は彼らの粘り強さ、気力の表れだ。『匠の精神』が一つのことに集中する日本人の決意を説明してくれる」「『専念』という点で言うと、われわれには確固としたものが欠けている」と説明する。
教育については「日本は子どもの体育を非常に重視する。ジョギングを例に挙げると、学校側は子どもたちに速く走ることを押し付けない。毎回進歩しさえすれば良いのだ。教師が一人一人に配るタイム記録表は励みでもあり、良い思い出にもなる」とつづり、「冬のジョギングは日本の子どもたちの日常風景の一つ。このような鍛錬を経て彼らは意志の強さ、たくましさ、根気を養っていく。日本の保護者もこれを支持していて、子どもたちは1シーズン練習した後、学校のマラソン大会に臨むのだ」「一方、中国の子どもはこのような経験をなかなかできない。少なくとも私(文章の筆者)には記憶がないし、中国の保護者も学校側のこのようなやり方を認めないだろう」などと指摘している。(翻訳・編集/野谷)
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