Record China 2008年7月28日(月) 16時5分
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27日、メダルの価値は国によって様々だ。メダルの少ない国ほど“高値”になる傾向にあるという。初の金メダル獲得を狙うマレーシアやシンガポールでは、多額の報奨金が支給される。写真は北京五輪のメダル。
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2008年7月27日、中国新聞社によれば、世界的なインフレが続いている中、オリンピック金メダルの値段もまた上がっている。メダルの少ない国ではなおさらだという。
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ロシアオリンピック委員会のチャガチョフ会長は7月23日、北京オリンピックからは金メダルを獲得した選手に与える報奨金を金メダルを10万ユーロ(約1690万円)、銀メダル6万ユーロ(約1013万円)、銅メダル4万ユーロ(約675万円)と、大幅に増やすと明らかにした。ロシアでは1996年から金メダルには5万ドルという報奨金を支給してきた。当時は邸宅が購入できる金額だったものの、現在では選手を鼓舞するには物足りない額なってしまったという。
韓国でもメダリストへの報奨金が増える。2004年のアテネ大会では金メダルに2万ドル(約215万円)の報奨金が支給されたが、今回は倍以上の5万ドル。銀メダルには2万5000ドル(約270万円)、銅メダルには1万5000ドル(約160万円)が支給される。韓国は今回、金10個を獲得し、メダルランキングで上位10位に入ることを目標にしている。
初の金メダル獲得を狙うマレーシアでは、報奨金の額が大幅に増える。これまで金メダルの報奨金は16万リンギ(約530万円)だったが、一気に100万リンギ(約3300万円)にまで増やされた。銀メダルは30万リンギ(約990万円)、銅メダルは10万リンギ(約330万円)。さらに、メダリストには年金も支給されるが、金メダリストの場合で、毎月3000リンギから5000リンギに増やされる。シンガポールも初の金メダル獲得に向け報奨金を大幅に増加、金メダリストには50万ユーロ(約8450万円)もの報奨金が支給されるという。
一方、メダル大国のアメリカでは、金メダルには2万5000ドルしか支払われない。オーストラリアやカナダ、ドイツでも同様という。(翻訳・編集/岡田)
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