中国人による日本製炊飯器の爆買いは健在?対中輸出が23倍に=中国ネット「いまだに日本製の方がいいと?」「日本製を崇拝するわけじゃないけど…」

Record China    2017年11月25日(土) 7時30分

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24日、中国メディアの観察者網が、日本の電気炊飯器の爆買いが中国国内で続いていると伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は炊飯器。

2017年11月24日、中国メディアの観察者網が、日本の電気炊飯器の爆買いが中国国内で続いていると伝えた。

象印マホービンによると、中国政府が昨年関税を引き上げたことにより、訪日中国人による炊飯器の爆買いは落ち着き、2016年12月から17年5月の免税販売向けの炊飯器の売上は爆買いが始まる前の水準に戻ったという。

その一方で、炊飯器の中国への輸出は増加し続けている。大阪税関によると、16年の電気炊飯器の輸出額は100億5900万円となり、26年ぶりに過去最高を更新した。今年1〜8月の輸出額も前年同期比で10%近く増えたが、この中に訪日中国人が日本で購入した数は含まれていない。

記事によると、日本での電気炊飯器の売上増と対中輸出の増加とは密接な関係があるという。例えば、16年の対中輸出額は33億3700万円で07年の23倍以上となった。富裕層が増えているため、高価格帯の輸出が増えているという。経済産業省の統計によると、昨年の炊飯器の国内生産は約445万台だったが、輸出は約85万台で総生産量のおよそ2割を占めた。

このニュースに対し、中国のネットユーザーからは「いまだに日本の炊飯器の方が中国製よりいいと思っている人がいるのか」「50代のおばさんたちは外国製品に対する迷信がすごい。日本の炊飯器のどこがいいかと聞いても明確な答えはない。ただ何となくいいというだけだ」という声や、「データを偽造した炊飯器で食べる飯はうまい」と皮肉るなど、最近の日本企業によるデータ改ざん問題が影響しているとみられるコメントが寄せられた。

一方で、「日本製を崇拝するわけじゃないけど、パナソニックのは本当に良い」「品質と使い勝手の問題だろう。日本製は長く使える」という意見や、「炊飯器というより米と水の問題」と指摘するユーザーも見られた。(翻訳・編集/山中)

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