Record China 2008年7月30日(水) 3時39分
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28日、南京市の産婦人科で医師にいきなり「中絶して」と頼んだ女子高生。彼女は中絶費用の支払いのため、おなかの子供の父親かもしれない4人の彼氏を携帯で呼び出したのだが…。写真は07年10月24日、南京市の「婦幼保険医院」。
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2008年7月28日、江蘇省南京市の「現代快報」は前日の27日に同市内の病院で起こった「今時の若者」を象徴する事件を報道。
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南京市八一医院産婦人科を訪れた少女は医師の前でいきなり「診断書ちょうだい。中絶するから」と切り出した。前日、妊娠試験薬で試したら陽性だったと話す少女はあまりにも幼い。「あなた、いくつ?恋人いるの?」と医師の質問に「もう17歳だもん。とっくに恋人ぐらいいるわ。この年でいなかったら退屈でたまらないし」と答える。病院の検査でも妊娠が確認されたため、医師は彼女に中絶費用の先払いを求めた。
彼女は「そうだ!私がお金を出す必要なんてないんだ!」と叫ぶとバッグから携帯を取り出し、廊下を歩きながら電話をかけ始めた。「なぜ自分が父親じゃないって言えるの?何回もしたじゃない!どっちみちあなたは逃げられないわよ。30分以内にここに来なければ、あなたの家に行って両親に全部話してやるから!」
15分後にやってきた少年に「他にも男がいるだろ?クラス中が知ってるぞ」と言われた彼女は、同様の電話を続けて3人の相手にかけた。その後、病院に集まった4人の「父親候補」は誰が中絶費用を支払うかで話し合いが続いたが、その間少女は携帯ゲームを楽しんでいたという。
結局、4人の彼氏が中絶費用を「割り勘」で1人100元ずつ払うことに決定。その内訳は300元が中絶費用、100元が彼女へのお見舞いとのこと。すべてを目撃した同産婦人科の看護士は「中絶をする女子高生は多いが、ここまでひどいケースは初めて」とあきれていた。(翻訳・編集/本郷)
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