「毛沢東」が救いの神?中国本土の観光客に期待―台湾

Record China    2008年7月30日(水) 23時15分

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29日、中国本土からの観光客による経済効果に台湾では大きな期待が寄せられている。年間2300億円もの消費が見込まれている。写真は人民元。

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2008年7月29日、中国新聞網によれば、中国と台湾の間で直行便が就航し、中国本土からの観光客が台湾へ行くことができるようになったが、その経済効果に大きな期待が寄せられていると、シンガポール「連合早報」紙が伝えた。

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例えば、蘇州国際旅行社のツアー客34名だけでも、8日間の旅程中、買い物で使った金額は100万台湾ドル(約354万円)。さらに飲食や宿泊、交通費なども含めると、1人あたり平均6万台湾ドル(約21万円)もの消費額となる。かりに1日3000人が中国本土から来れば、年間約110万人で、約660億台湾ドル(約2339億円)という大きな消費が見込める。

いかな台湾であっても、中国本土の観光客が持参する人民元紙幣“毛沢東”を受け入れないどころか、まさに救いの神“毛沢東”としてキスでもしたくなる存在になりそうだ。(翻訳・編集/岡田)

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