2008年7月30日、時事週刊誌「新民週刊」は、雲南省で起きたバス連続爆破事件の容疑者が、2回目の爆発で犠牲になった男性である可能性が高いとする記事を掲載した。ニュースサイト「東方網」が伝えた。

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記事によると、2回目の爆発で亡くなった男性が、事故車両に乗り合わせていた複数の乗客が証言する「黒い上着にグレーのズボン、黒い手提げを持った25歳くらいの背が低い不審な男性」と良く似ていることから、警察がこの男性に対する調査を始めた。その後の調べでこの男性は、弟の名前を偽って名乗っており、経営する工場も給与未払いが続くほど不振だったことがわかった。

男性への疑いが深まる中、交際していた女性がインタビューに応じ、「彼は真面目な人間。そんなことをする理由がない」と反論。男性の身長も1m68cmあるといい、「決して低くはない」と訴えた。だが、事件当日は「確かに証言通りの服装だった」とも証言している。警察は現在、この男性のパソコンを押収して調べを進めているといい、今後の捜査の進展に注目が集まっている。（翻訳・編集/NN）