<2006悲哀の中国> わが子の死を悼む親ゾウ、28時間車を止める

Record China    2006年12月26日(火) 23時6分

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死んだ赤ちゃんゾウのそばを離れない母ゾウと子ゾウ。

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2006年8月19日、西双版納(しいさんばんな)タイ族自治州のモン養区。ここを走る国道213号で、1匹の雌ゾウが子ゾウと一緒に赤ちゃんゾウの死体を見守っていたため、約28時間の通行止めとなった。

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同日午後4時、西双版納タイ族自治州の関連部門は30数人のチ-ムを組織して現場に駆けつけ、雨の中で悲しむ親子ゾウを見守りながら、ここを通ろうとする車を全て別の道に誘導した。20日の朝7時、死んだ赤ちゃん象の死体を放棄し、雌ゾウは子ゾウを連れて鳴きながら森に戻った。

現場でこれを見ていた研究者たちは、すぐにこの赤ちゃんゾウの死体を研究所に持ち帰り、死因を究明した。その結果、このゾウの体重は80kg、早産のため8月18日に死んだことが分かったという。

<2006年も残りあとわずか。レコードチャイナでは、政治や経済、事件など、中国で話題となったニュースを通じて、中国の「今」をありのままに伝えてきた。2006年を総括する特集として、ニュースの中から垣間見えた、笑いあり、涙ありの出来事をシリーズでご紹介。2006年を代表する「喜怒哀楽」を、さまざまな登場人物とともにお楽しみ下さい。>

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