2008年7月31日、雲南省昆明市で発生したバス連続爆発事件について、地元当局が市民に対して聞き込み調査を展開しているという。警察は容疑者と思われる男の写真を市民に見せ、目撃情報などを募っている。都市時報の報道。

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7月21日を皮切りに、雲南省昆明市では連続して4件の路線バス爆発事件が発生した。うち、21日に発生した最初の2件に関しては「人為的な原因」と断定し、捜査が進められている。「黒いビニール袋を持った背の低い男」「白いジーパンの男」が容疑者として上っているほか、「被疑者自身も爆発に巻きこまれて死亡した」との情報も伝えられている。また、新疆ウイグル自治区の独立派組織「トルキスタン・イスラム党(TIP)」が犯行声明を出しており、依然、真相はわかっていない。

当局は地元住民を訪ねてまわり、被疑者と思われる男の写真や現場の遺留物と思われる物品の写真を示し、見覚えがないかどうか聞き込みを進めているという。写真の男以外に、当局は複数の人物を被疑者としてリストアップしているという情報もある。(翻訳・編集/愛玉)