<北京五輪・関連>テロ勢力の玉砕に自信、情報化戦争で勝利を―中国国防部

Record China    2008年8月2日(土) 16時44分

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8月1日、中国国防部は「中国はオリンピックを狙ういかなるテロ活動をも阻止する能力がある」と表明、また人民解放軍総参作戦部応急弁の田義祥主任は「テロ勢力の動きはすでに把握済み」と強調した。写真は08年7月、北京西駅前で巡回する特殊警察。

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2008年8月1日は中国人民解放軍の設立81周年記念日。同日、中国国防部は記者会見を開き、「中国はオリンピックを狙ういかなるテロ活動をも阻止する能力がある」と表明。また、解放軍総参作戦部応急弁の田義祥(ティエン・イーシアン)主任は「中国には優れた情報組織がある。外国の情報組織とも密接な協力体制にあり、テロ勢力の動きはすでに把握済み」と強調した。新華社通信(電子版)が伝えた。

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田主任によると、オリンピック開催を脅かす主要勢力は、東トルキスタンテロ組織、チベット独立勢力、法輪功、民主変革勢力。このほか、一般の事件や自然災害による脅威への対応もある。

オリンピック保安体制で、中国軍隊は兵力3万4000人、飛行機74機、ヘリ48機、艦艇33艘を投入、対空ミサイルやレーダー、生物化学防衛施設も機動させる。また、アテネ大会の経験から、警察と解放軍、武装警官11万人で保安部隊を組織、ビッグ・イベントで保安活動の経験を持つ専門家を招き指導を受けているという。

田主任は、「中国軍隊は多様な脅威への対応能力や多方面にわたる軍事能力を絶えず向上させてきた。情報化戦争への勝利を目的とし、現在はメカニズム重視から情報重視への軍事訓練に転換している最中だ」と語る。

人民解放軍はこれまで150以上の国と軍事関係を締結。また、中国軍は32の国家の防衛部門・軍隊と戦略協議と安全対話の機制を確立し、21の国家の軍隊と25回にわたる軍事演習を行ってきた。今年はロシア米国の国防部との直通電話が開通している。(翻訳・編集/汪葉月)

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