<バス連続爆破事件>起爆装置はポケベルか、容疑者は20歳前後の男性―雲南省昆明市

Record China    2008年8月2日(土) 19時24分

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8月2日、雲南省昆明市の警察当局は先月21日に発生した連続バス爆破事件の容疑者の写真を公開。爆破にはポケットベルを起爆装置に使用した可能性が高いという。写真は事件現場。

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2008年8月2日、雲南省昆明市で今年7月21日の朝に通勤バス2台が相次いで爆発し3人が死亡した事件で、現地の警察当局は容疑者と思われる男性の写真を公開。その行方を全力で追っている。地元紙「春城晩報」が伝えた。

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公開された写真には、白いスポーツTシャツとジャージパンツ、スニーカーを履いた20歳前後の若い男性の姿が写っている。容疑者と断定された男性は、バスが爆破される直前に聯貿大廈デパートで携帯電話のプリペイドカードを購入。監視カメラの映像には、この男がその後携帯電話をかけながら現場を立ち去る様子が残っていた。また、同警察は連続爆破に使われた起爆装置をポケットベルと断定し、販売店などを中心に捜査を進めている。

捜査開始当初は2番目に起こった爆発で死亡した陳大飛(チェン・ダーフェイ)さんが容疑者ではないかと見られていたが、陳さんが事件当日の朝家を出たのは午前7時30分で、第1のバス爆破は7時5分。アリバイが成立したため容疑者からはずされたとのこと。当局は容疑者を単独犯と見ており、爆弾製造の技術レベルから、通信、電気修理、爆破関係の仕事に従事している可能性が高いと見ている。また、爆破されたバス会社に不満を持つ者の仕業である可能性も視野に入れて捜査中。(翻訳・編集/本郷)

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