<バス連続爆破事件>重大証拠を把握?―雲南省昆明市

Record China    2008年8月4日(月) 12時4分

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2日、雲南省昆明市で先月21日に発生した路線バスの爆発事件で、ネット上では「警察はすでに容疑者を特定した」との噂が流布しているが、当局はこれを否定した。写真は事件現場。

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2008年8月2日、雲南省昆明市で先月21日に連続して発生した路線バスの爆発事件で、その後の捜査の進展に関して警察当局からの公式発表が一向にされない中、ネット上では「容疑者特定」の噂が流布している。新華社の報道。

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7月21日、雲南省昆明市では連続して路線バス爆発事件が発生した。当局はこれを「人為的な原因」と断定し、捜査を進めている。これまでに「黒いビニール袋を持った背の低い男」が容疑者として浮かんでいるほか、「被疑者自身も爆発に巻きこまれて死亡した」との情報も伝えられている。また、新疆ウイグル自治区の独立派組織「トルキスタン・イスラム党(TIP)」が犯行声明を出したが、依然、真相はわかっていない。

このほどネットで広まっているのは「警察はすでに容疑者を特定し、防犯カメラの映像を手がかりに、長距離列車の駅周辺で捜査を展開している。容疑者は通信や電器修理、あるいは爆破などに従事したことのある人物」という噂。

これに対し、昆明市公安局は容疑者特定の事実を否定した上で、ネットに広まる噂を「それらは警察の把握する多くの手がかりのうちの1つにすぎない。またそれらの重要な手がかりについては、捜査への影響に鑑み、現在は公開することはできない」としている。(翻訳・編集/愛玉)

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