<北京五輪>ニセのチケット販売サイトに注意、米国を中心に被害―IOC

Record China    2008年8月4日(月) 12時25分

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3日付け報道によると、国際オリンピック委員会などは米連邦裁判所に、北京五輪チケットをオンライン販売するとして、詐欺行為を行った2つのインターネットサイトに閉鎖命令を下すよう求めた。写真は公式チケット販売サイト。

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2008年8月3日付け中国新聞網によると、国際オリンピック委員会(IOC)とアメリカオリンピック委員会は米連邦裁判所に、北京五輪チケットをオンライン販売するとして、詐欺行為を行った2つのインターネットサイトに閉鎖命令を下すよう求めた。ロサンゼルスタイムズからの転電。

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IOCとアメリカオリンピック委はアリゾナ州フェニックスの連邦裁判所に閉鎖命令を要求、7月23日、2つのうち1つのサイトに閉鎖命令が下された。もう1つのサイトに関しては、サンフランシスコの連邦裁判所に閉鎖命令の要求を行う予定だという。しかし、米五輪委員会の主任弁護士によると、「実際にサイトが閉鎖されたかは未定。そのため、連邦捜査局(FBI)による捜査も検討している」という。

2つのサイトは公式チケット販売サイトにアドレスが酷似しているのみならず、検索エンジンからも検索が可能。チケット費用のみならず、クレジットカード情報やパスポート情報も詐取されたという被害者が数百人出ている。

被害者はアメリカ、イギリス、ベルギー、オーストリアなど各国に渡っている。被害者によると、1万1千ドル支払って開幕式や競泳、飛び込みのチケットを買ったが、疑いを持ち電話したが不通、それだけではなく登録したクレジットカードで航空券が買われていた。別の被害者も、新婚旅行を兼ねて馬術観戦すべくチケットを買ったが騙されたという。(翻訳・編集/小坂)

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