<北京五輪・関連>陸上の劉翔がコンディションの調整に苦慮、開会式不参加へ―中国

Record China    2008年8月6日(水) 23時15分

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4日、中国陸上のエース・劉翔がこのほど、自らオリンピック開会式への不参加を表明、この発言により“謹慎”中の劉翔の近況について様々な憶測が飛び交っている。写真は劉翔選手。

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2008年8月4日、中国陸上のエース・劉翔(リウ・シアン)がこのほど、自らオリンピック開会式への不参加を表明、この発言により“謹慎”中の劉翔の近況について、様々な憶測が飛び交っている。重慶晩報が伝えた。

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これに対してチームメンバーは「右太もものケガがトレーニングに影響しているため、開会式には参加しない方向だが、本人はそれほど苦にしている様子もない」と明かした。

現在、劉翔は相当なプレッシャーを受けている上に、開会式のリハーサルでトレーニングの時間が減り、本番の成績を左右する事態になっているとも伝えられている。孫海平(ソン・ハイピン)コーチは「試合直前にテクニックや精神面で本調子が出るようにもっていきたい」と述べ、開会式への参加不参加は次回行われるチーム内の練習試合時のケガの状態を見て判断するという。

現在、劉翔のケガはほぼ回復しつつあるが、本人は「運動量が多くなると少し痛み出すが、トレーニングに影響はない。残った時間で戦闘体制に入る」と話す。

一方、今大会の男子110mハードルの金メダルの行方について、国際陸上競技連盟(IAAF)が公式サイトでユーザー投票を募った結果、3日午後10時30分の時点で、劉翔の支持率は44.57%で、46.04%を獲得した最大のライバル、ダイロン・ロブレス(キューバ)にリードを許した。だが、中国のスポーツ科学研究者からは、「中国のトレーニング学は世界でも高レベルなため、劉翔が勝つ確率のほうが高い」との声が上がっている。(翻訳・編集/汪葉月)

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