Record China 2017年12月4日(月) 22時30分
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4日、日本が優勝、韓国が準優勝した女子ゴルフ4ツアー対抗戦「ザ・クイーンズ」の結果について、韓国メディア・イーデイリーが「大会主催国である日本の“小細工”」によるものだと報じた。資料写真。
2017年12月3日、女子プロゴルフの日本、韓国、欧州、豪州の4ツアーの代表選手による対抗戦「ザ・クイーンズ」の優勝決定戦が愛知県三好CCで行われ、日本が韓国を破り2年ぶり2回目の優勝を果たしたが、4日、韓国メディア・イーデイリーが、この結果を「大会主催国である日本の“小細工”」によるものだと報じた。大会通じて最多の合計勝ち点を獲得した韓国が準優勝に甘んじたのは、日本の「特異なルール」採用による不当な結果というのだ。
初日、韓国はフォアボール(2人1組で各ホールの良い方のスコアを採用)で4戦全勝、第2日のシングルスでも8勝1敗とし、勝ち点24の「圧倒的首位」で優勝決定戦に進んだ。一方の日本は第2日まで3勝1分け5敗で合計勝ち点12。前回大会からのルールにより第2日までの勝ち点を「リセット」して行われた優勝決定戦では、日本が3勝1分けとし7−1で勝利し優勝を決めた。
記事は「一般的なゴルフ対抗戦は、初日から最終日までの成績を合算する」とした上で、結果的に日本に有利に働いた今回の「勝ち点リセット」ルールは特異な仕組みだと指摘。「正常な試合方式で行われた大会なら、大会通じ勝ち点25の韓国が優勝、19の日本は準優勝にならざるを得なかった」と指摘した。
また記事は、2人1組でボールを交互に打つフォアサムが最終日に行われたことも疑問視している。フォアサムは「優れた選手ほど実力を反映しにくい」方式であり、主な男女ゴルフの国際対抗戦はすべて、最終日を1対1のシングルスで行っているという。
記事はさらに、1999年から開かれていた日韓戦を前身とする同大会について「日本のこうした“小細工”は絶えず進化してきた」とも指摘。2015年から欧州・豪州のツアーを加えたことについては「毎回あまりにも簡単に(韓国に)負けるため、韓国とはできるだけ当たらないようにという日本の計算が隠れている」との主張が一部で出たと解説した。
同記事には韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられているが、その主張に同調する意見はあまり見当たらない。「負けは負けだよ」「潔く敗北を認めるべき」「ルールを知ってて出ておいて、何が小細工なんだ?」といった意見が目立つ。
一方で「(小細工をしたからって)実力差は隠せないものだよ」「小細工を使って勝つようなチームは大きな大会で優勝できない」と、日本の「小細工」を認め日本への忠告めいたコメントも。
しかし「日本の小細工は明らかだとしても、最後の試合は勝たなきゃ駄目だよ」「そういうことがあると分かってたなら出場しなければいい。後から言い訳するな」など、日本は日本として、自国チームを叱咤(しった)するような意見も複数あった。(翻訳・編集/吉金)
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