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12日、新疆ウイグル自治区の公安部門は、同自治区アクス地区クチャ県で10日未明に発生した爆弾テロ事件の逃亡中の犯人3人の行方を全力で追っている。写真は7日、五輪前日のウルムチ市内。
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2008年8月12日、新疆ウイグル自治区の公安部門は、同自治区アクス地区クチャ県で10日未明に発生した爆弾テロ事件の逃亡中の犯人3人の行方を全力で追っているという。「人民網」が伝えた。
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爆弾テロを起こした犯人のうち、8人が射殺され、2人(うち女性1人)が自爆、2人(いずれも女性)が逮捕された。現在まだ3人が逃亡中と見られており、捜査が続けられている。一方、現地の市民はすでに落ち着きを取り戻しているという。
同自治区の公安関係者は「ウルムチ市で7月8日に発生したアジト摘発時の暴力抵抗事件、カシュガル市で8月4日に起きた国境警備隊襲撃事件、そしてこの爆弾テロ事件と、ここ1カ月で3件のテロ、暴力事件が起きている」と話し、「特に今回の事件は今までと違って、典型的な自爆テロの様相を呈している」と指摘する。
同自治区内でのテロ活動がますます過激になってきており、公安関係者は危機感を顕にしているものの、一方では「我々はテロを抑えるだけの能力を備えている」と自信を示しているという。(翻訳・編集/HA)
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