Record China 2017年12月7日(木) 20時10分
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7日、北京青年報によると、2020年の東京五輪で中国陸上界が「絶対に日本に負けられない」という種目を掲げた。資料写真。
2017年12月7日、北京青年報によると、2020年の東京五輪で中国陸上界が「絶対に日本に負けられない」という種目を掲げた。
中国国家体育総局陸上運動管理センターの王楠(ワン・ナン)副主任は、6日の全国陸上工作会議において「東京五輪での中国の目標は、金メダル数、メダル数、入賞者数、目標到達者数、参加種目数いずれにおいてもリオ五輪を上回ること」と語った。
中国は陸上競技で、12年のロンドン五輪では金1銅5、16年のリオ五輪では金2銀2銅2という成績を残している。東京五輪では、男女の20キロ競歩、女子砲丸投げ、女子ハンマー投げ、女子やり投げ、男子三段跳び、男子走り幅跳び、男子走高跳びの8種目で金メダルを、男子棒高跳び、女子円盤投げ、男子50キロ競歩、男子110メートルハードル、男子4×100メートルリレーの5種目でメダルを獲得するチャンスがあるとした。
記事によると、同副主任は報告の中で、男子20キロ・50キロ競歩、男子100メートル、4×100メートルリレー、男子マラソンにおいて「日本に負けられない」という目標が掲げられたという。
しかし記事は、「日本勢はマラソン、男子リレーで優位に立っており、中国にとっては実に大きなチャレンジだ」と指摘。「100メートル走で日本勢は9秒台1人、10秒0台6人を有するが、中国でこの実力があるのは現状2人のみ。新鋭の育成が必須だ。そしてマラソンの実力差も大きい。伝統を持ち、国内で数多くの大会が開かれている日本に対し、中国も近年ではマラソン市場が急発展しているが、アスリートのレベルは高まっていないのが実情だ」と冷静に分析している。
一方で、「掲げられた目標からは、東京五輪までの3年間で日本勢を倒す選手の育成に努めようとする姿勢が見える」と評価。「先日、中国陸上協会は各種目のコーチ陣を決定したが、特筆すべきは女子マラソンで初めての日本人コーチとなる鈴木秀夫氏を招へいしたことだ」と紹介。東京五輪へ意気込む様子を伝えている。(翻訳・編集/川尻)
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