外国人による麻薬密輸犯罪、今年に入り激増―広東省珠海市

Record China    2008年8月14日(木) 13時32分

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12日、広東省珠海市拱北税関は今年1月から8月3日まで麻薬密輸犯罪35件を摘発。うち26件はタイやフィリピンなどの外国人による犯行だという。写真は珠海市拱北税関。

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2008年8月12日、広東省珠海市拱北海関(税関)は昨年からの密輸犯罪取締り強化の結果、拱北や横琴などの出入国ポイントで麻薬密輸犯罪の大量摘発に成功したと発表。同時に今年は外国人による麻薬密輸が急増していることを強調した。「中国新聞網」が伝えた。

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今年1月から8月3日までの間に拱北税関が摘発した麻薬密輸犯罪は35件で、うち26件はタイやフィリピン、ウガンダ国籍の外国人によるもの。昨年までの傾向として麻薬密輸はコンゴやタンザニア、ナイジェリアなどのアフリカ系外国人が関わっていたケースが主だったが、今年はアジア系外国人が圧倒的に多いという。彼らは麻薬をカバンの中や靴底、体内などに隠して中国国内へ持ち込もうとするが、この8月3日に逮捕されたフィリピン国籍の男は539gのヘロインを写真アルバムの中に隠していた。

拱北税関によると、外国人の麻薬密輸犯罪は3人から5人までの小グループで行われ、メンバー全員が同時に中国へ入国。彼らは1人当たり400g以上の麻薬を所持しているため、その背後には大きな麻薬組織が必ず存在すると当局は見ている。(翻訳・編集/本郷)

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