2008年8月13日、国際オリンピック委員会（IOC）執行委員会のフェリー主任は定例記者会見の席上で、観客動員数について触れ、「100％満足したとは言えないが、過去の五輪大会に比べれば非常に良い」と語った。同時に「さらに良い状況にしなければならない」とも述べた。中国新聞網が伝えた。

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同主任は「大会4日目終了後まで、大きな問題は起きていない」とした。一方、マスコミが提起した観客の動員数について、「多くの種目がある中で全ての競技に観客の足を向けなければならない」としながら、「自分の好きな選手だけを見に行く人や試合時間が遅いものもある」ため、ばらつきはあるという。

北京オリンピック委員会によると、4日目までは無事に終了。24の競技が行われたが、9つの種目で90％以上の観客動員が見られた。他に80％を超えたのが9つの競技、70％を超えたのは4つ、残りの2つの競技でも60％は超えているという。

試合会場の都合上、ある競技が終われば、別の競技を見に他の場所へと移動しなければならない不便さはある。しかし、同主任は「さらに観客に楽しんでもらうために何らかの方策を考えなければならない」と指摘。「最後の一日まで集中して力を注ぎたい」と語った。（翻訳・編集/小坂）