<続報><米国人夫婦殺傷事件>負傷の米国人女性が帰国―北京市

Record China    2008年8月16日(土) 14時0分

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15日、北京市内の観光地「鼓楼」で9日に発生した米国人夫妻殺傷事件で、重傷を負ったトッド・バーバラさんが経過を観察した結果、転院可能であるとして、北京時間14日の夕方にアメリカに帰国した。写真は鼓楼を参観する外国人観光客。

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2008年8月15日、中国新聞社(電子版)の報道によると、9日に北京市内の観光地「鼓楼」で発生した米国人夫妻殺傷事件で、重傷を負ったトッド・バーバラさんが治療経過を観察した結果、転院可能であるとして、北京時間14日の夕方にアメリカに帰国した。

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バーバラさんの家族はインターネットを通じて「今回の非常に辛い期間中、多くの方々の協力をいただきましたことに大変感謝しております。この感激を、私達を励ましてくださった方々へと捧げたいと思います」というメールを公開した。

メールは「中国の病院の高い治療技術や、慈愛に富んだ看護士の方々が、一刻を争う母親の命を救ってくださったことに感謝します。さらに、中国外交部、衛生部のスタッフ並びに北京市市長、病院でずっと付き添ってくださった政府関係者の方々、また困難に打ち勝つ力を与えてくださったブッシュ大統領とランツ米国駐中大使にもお礼申し上げます」と続き、「北京市民の皆様、ニュージーランドの皆様、アメリカの皆様にもお礼申し上げます。世界各地からの励ましをいただき、心新たに自信を持って未来へ向かって参ります」と締めくくられていた。

事件は9日、北京の鼓楼を見学していた米国人夫妻と中国人ガイドが中国人男性に襲われ、夫のバックマンさんが死亡したもの。犯人の中国人男性は飛び降りて自殺した。事件発生後、バーバラさんは北京協和医院、ガイドは中日友好医院にそれぞれ搬送され治療を受けていた。(翻訳・編集/中原)

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