<北京五輪・関連><陸上男子1万m>金メダルの陰に婚約者との死の別れ―エチオピア

Record China    2008年8月18日(月) 23時1分

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18日、北京五輪陸上男子10000m決勝で17日、オリンピック新記録で金メダルを獲得したエチオピアのケネニサ・ベケレ選手は、婚約者の死という悲しい試練を乗り越えていた。

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2008年8月18日、「網易体育」は17日に行われた北京五輪陸上男子10000m決勝で、オリンピック新記録を出して金メダルに輝いたエチオピアのケネニサ・ベケレ(Kenenisa Bekele)選手について報道。

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ベケレ選手はかつて同じくエチオピアの陸上代表選手でもあったアレム・テチャレ選手と婚約していたが、05年に一緒に練習中だったテチャレ選手(当時18歳)が彼の目の前で突然倒れるという悲劇に見舞われた。ベケレ選手は助けを求めたがどうすることもできず、動かなくなったテチャレ選手の身体を地元の村まで運ぶしかなかったという。彼女はその途中で息を引き取った。

ベケレ選手は悲しみのあまり引退も考えたが、周囲に支えられて立ち直り、同じ年の夏に行われた世界選手権では見事優勝。「走ることは神様からの贈り物。どんなことがあっても走り続ける」と宣言する彼は26歳。目標と掲げる同じくエチオピアの「皇帝」ハイレ・ゲブレセラシェ(Haile Gebrselassie)選手が今年35歳であることを考慮すると、ベケレ選手の今後の活躍が期待される。(翻訳・編集/本郷)

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