日本の尖閣「改名」計画が先送りに、「確固たる決意示せず」と中国メディア

Record China    2017年12月12日(火) 16時20分

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12日、中国メディアの環球網は、「日本の尖閣諸島『改名』計画が失敗した」と伝えている。資料写真。

2017年12月12日、中国メディアの環球網は、「日本の尖閣諸島『改名』計画が失敗した」と伝えている。

記事は日本メディアの報道を引用し、尖閣諸島を行政区とする沖縄県石垣市の中山義隆市長が11日の市議会定例会で、同諸島の字名に「尖閣」を明記することを来年以降に先送りする意向を表明したことを伝えた。

中山市長は尖閣諸島の字名を従来の「登野城(とのしろ)」から「登野城尖閣」に変更する方針を明らかにし、今定例会での議案上程を明言していたが、先送りする意向を表明し、具体的な上程時期についても言及を避けた。また尖閣諸島の字名変更への対応をめぐって政府側と協議したことはないことも明らかにした。一方、漢那政弘副市長は「国と調整をしなければならない。決定への過程だ」と説明したという。

記事は、尖閣諸島の字名変更をめぐり日本メディアが「尖閣諸島の領有権を一方的に主張する中国が公船による接続水域や領海への侵入を繰り返す中、日本の領土を守るという確固たる決意を内外に示すことになる」などと報じたことを紹介した上で、「確固たる決意は示せなかった」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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