赤と黒の車体がクールな新型「消防バイク」登場―上海市

2006年8月28日の午前8時20分頃、上海市外灘（ワイタン）の中山東二路と竜潭路の交差点で、ビュイックの乗用車がマイクロバスにぶつかり、2台とも横倒しになるという事故が起きた。車の持ち主と付近にいた市民は、すぐに警察に通報した。交通警察が現場に駆けつける前に、マイクロバス内にいた4人はすでに自力で脱出していたが、ほどなくしてバスからガソリンが漏れ始めた。火災発生の恐れがあるので、消防署は短時間で目的地に着くことができる消防バイクを現場に派遣し、バイク搭載の消防器材を使って消火液をかけた。そのためバスは燃え上がることなく無事に牽引されて行き、事故現場は片付いた。この事故によって、付近の道路は1時間の渋滞となった。この珍しい消防バイクは重慶市の企業が製造したもので、長さ2.2m、幅830cm、高さ1.2m。デンマーク製の消防器材を搭載しており、最高速度は1時間に120kmという。

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