2008年8月20日、中国新聞社によれば、北京オリンピックの開催が進むにつれ、上海の浦東国際空港と虹橋空港で飛行機に乗り遅れる人が増えている。空港内のテレビでオリンピック中継を放送しているのが原因。

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空港側は20日、搭乗の案内放送の音量を上げ、回数も増やすとともに、旅客に向けて搭乗時間を忘れないように注意を促すなどの対策を行っていることを明らかにした。現在、両空港では数百台のテレビを設置し、オリンピックの中継放送を流している。このサービスは旅客からは喜ばれているが、中継を見ているうちに館内放送を聞き逃し、飛行機に乗り遅れてしまう旅客が続出。中にはたびたび乗り損ねてしまう人もいるという。

上海ではサッカー競技が行われており、空港には観戦に駆けつけた旅客があふれている。空港側は、くれぐれも荷物を置き忘れたり、飛行機に乗り遅れないよう、旅客に注意を促しているという。（翻訳・編集/岡田）