<北京五輪・関連>ロンドン五輪「安全保障面で北京大会を手本に」―英組織委

Record China    2008年8月22日(金) 21時58分

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21日、ロンドン五輪について、ジョンソン市長や組織委員会が安全保障の面で北京大会を参考にするとした。また、英国から多数の組織委関係者が中国を視察している。写真はメインスタジアム「鳥の巣」を守る武装警官。

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2008年8月21日、世界新聞報(ワールドニュースジャーナル)によれば、ロンドンオリンピックについて、イギリスの組織委員会関係者が「安全保障の面で北京オリンピックにおける対応を参考にする」と発言した。

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ロンドンのジョンソン市長は、「北京オリンピックから学ぶところは多い」とし、8月24日の閉会式にも出席する予定になっている。ロンドン大会では93億ポンド(約1兆8900億円)という予算や人数の都合から、北京オリンピックのような盛大な開会式を行うことは難しいものの、ロンドンの独自性を打ち出していくという。

市長によれば、2012年ロンドン大会に向けて、英国のオリンピック組織委員会の関係者数百名が、北京、香港、青島瀋陽上海など中国各地の競技会場を視察し、1万5000人に上る選手の収容や2万人以上の報道関係者、多数の観光客に対して如何に対応するか、現地の関係者や市責任者と話し合いが行われているという。

市長はまた、ロンドンは多くのテロ組織の標的になっていることから、安全保障面の対応を考慮しなければならないと指摘。7月15日の英国下院議会で市長は、ロンドン市警と政府の対応に不満を漏らしており、組織委も北京オリンピックにおける市民も一体となった対応を参考にすべきだとしているという。(翻訳・編集/岡田)

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